喪服のクロ

雨も降ってるし・・ちょっと重いけど「喪服のクロ」のお話です。

先日、喪服のワンピースのデザイン変更をした時です。

釦の数が合わなくなって、新しい釦に変えました。

これが、、色が中々合わないんです。

なんで、、黒が合わないの??? って思うでしょ?

これが結構合わないんです。

服地は元々フォーマル用と一般用に分けて黒の色付けをします。

もちろんフォーマル用は、こっくりと濃く深い黒です。

普通着にこの黒を使うと、とっても重い印象で地味な感じになります。

また、一般用の黒で喪服をつくると、同じ黒を着た人の集まりの中では色が浮いて見えます。

最近は、人との差別化をしたくてこちらの生地をわざわざ選ぶ人もいます。

でもね…おしゃれに自信が無い人はやめたほうが良いと思います。

釦の色も同じです。何気ないけど・・結構目立つ・・

無難なのは、共生地のくるみ釦ですけど・・少しお年をとったお客様でしたので、あえて染め釦にしました。

選んだのは・・つやが少しある部分とつや無しの部分がコンビになったプレタ釦です。

お客様のお顔移りが明るくなったような気がしました。

釦ひとつでもいろいろな表情に変って面白いですよ。。。

アッという間の…

先日、リメイクのために下準備として、メンズのジャケット・パンツをまるまる一枚ほどく事がありました。

ほどく作業は時として新しくつくるよりたいへんです。

助っ人として、私が30年来、尊敬する縫製のプロの職人Sさんが来てくれました。

「まかして・・」といいながら、アッという間にほどいてしまいました。。。

ホントにアットという間でした。その後の段取りもあっという間・・

確かに職人の技はすごい!!と思ってはいたのですが…あらためて感服…しました。

こういう人が日本にはまだまだいるのですね~ぇ!!!

大事にしなくちゃいけない・・でも現実はとても仕事が減っているそうです・・

それって、なんかヘン・・・だと思いませんか???

色合わせ、、生地合わせ

色といっても素材の色です。同じ色でもそれぞれ微妙に違う・・って知っていました?

生地も同じ。。。

お直しの時にほんのすこ~し生地が足りない・・時があります。

でも、、色が合わない…生地質が合わない…ホントに困ります。

でもここで妥協したくない・・それこそ生地探しも含めていろいろな方法を考えます。

それこそ無い知恵・・じゃ無くてあるだけ全部の知恵をしぼって一生懸命考えます。

結果、、お客様の「良かった」が聞けた時は本当にうれしくなります。

今日も難題のスカートが二枚私の机の上で、待っています。

がんばって考えましょう。。。

少しづつ変ります

ファッションは売れていない・・といわれる昨今・・

それでも、ファッションの傾向は動いています。

一昔前のように、パリコレは・・・ミラノは・・・みたいな情報と共にファッション傾向がどんどん動いた時代は

はっきりいってこないかもしれません。あふれる情報の中から自分らしさを求める人の方が圧倒的に多くなった

現在、トレンドは出にくいのでしょうね。。。でも、、それでも、、時代は動いています。

新しい波は、その時代を代表する若者のファッションから始まるのも変っていないと思います。

私は今、2010年秋/冬のトレンド情報を分析しています。

来年になるとトレンドは、とうとう!!肩先に変化を起こします。

高い肩・・広い肩・・そして、スレンダーライン・・etc・・・

80年代に大流行したこのファッションを覚えている方も多いと思います。

それどころか我がショップでもこの時代のお直しを盛んにやっています。

今、一生懸命肩を直しているのに~って・・思いますよね。。

大丈夫。。。まだまだそれが普通に?浸透してトレンドになるには4~5年掛かりますから・・・

一般の中で普通に着られるのにはその又4~5年。。。かな。。

それとも・・それまでお洋服を取っておきますか???

パンツのヘム・・

最近・・特に男性のパンツのヘムに対するこだわりは半端ではありません。

丈詰と簡単に言って、どこのリフォームショップもお値段サービスにしているけど、

これが中々…千差万別・・それぞれの思いが一杯あってそれぞれの注文もホントにいろいろです。

私自身もこれには驚きました。昨今の男性のおしゃれ度がとてもよくわかる現象です。

それも・・年齢問わずですから…

たかがパンツの丈詰?されど・・・・・です。。   勉強になります。。。